「わが子を抱っこして、外を散歩したい」
お子さんをお持ちの方でしたら、
それはありふれた日常の風景かもしれません。
毎日の子育てに必死で、
そんな風に考える余裕のない方もいらっしゃるかもしれません。
今日できていることが、明日もできると、私たちはついつい思ってしまいます。
それが「当たり前」と思ってしまいがちです。
今からご紹介するのは、
子どもを抱いて外に出るのも自由にならなかった若いお母さんの
15年後のお話しです。
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15年前のちょうど今頃、この世に生を受けた男の子がいました。
渓流のように清らかに生きて行けば、その流れはやがて大河になる。
そんな想いがこめられ「渓太郎」と名付けられたその男の子は、
500日という短いいのちでこの世を去ることになります。
彼はその500日を、
小さな身体で、精一杯、生きました。
そして、彼と、彼と一緒に入院していた沢山の子ども達は、
幸せな人生を創るためのメッセージを、
たくさん、たくさん、残してくれたんだそうです。
当時まだ26歳だった渓太郎くんの母親、中村美幸(なかみゆ/みゆ)さんは、
このあと自分はどう生きて行ったら良いのか、
子ども達から預かったメッセージを、みんなに伝えるにはどうしたら良いのか…
10年以上も苦しみました。
あらゆることに挑戦した、長い長い、年月でした。
渓太郎くんとの別れから15年たった現在、彼女はコーチング講師となり、
渓太郎くんから、
そして一緒に入院生活を過ごした子ども達から預かった、
感動のメッセージ。
いのちのセミナー
幸せな人生の創り方
〜天使になった子ども達から教えもらったこと〜
を、県内をはじめ、東京、大阪、など各地で講演をされています。
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いのちには限りがあること
そしてそれは
悲しいことでなくて
だからこそ
大切に生きようと思えるんだよ
講演の最後で伝えられる、
大切なメッセージのひとつです。
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わたしたちの誰もが
日頃忘れてしまいがちな「大切なこと」に、
いのちのセミナーは気づかせてくれます。
そんな中村美幸さんが、本を出版されることになりました。
現在執筆に奮闘されており、
当時の日記を改めて読んでみたり、
当時自分が母親に宛てて書いた手紙を読んだりすることで、
当時の500日がより鮮明になっているようです。
その様子が現在ブログで綴られています。
ぜひご一読ください。
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中村美幸氏は、コーチングアカデミーでコーチングを学ばれ、インストラクターを務められていましたが、いのちのセミナーをもっと沢山の方に届けたいという思いから、現在はコーチング講師として活躍されています。
コーチスクエア在籍講師でもあります。
中村美幸公式ブログ→
http://nakamiyu.naganoblog.jp/
中村美幸HP→
http://www.nakamiyu.jp/
コーチスクエア在籍講師→
http://coachsquare.naganoblog.jp/c26429.html